みなさんこんにちは!
今日のテーマは
『近藤健介の走塁』
説明しましょう。
まずはシーンをご覧ください。
#東京五輪 野球 準決勝【🇯🇵日本vs 🇰🇷韓国】修徳中学校軟式野球部出身 日本ハム #近藤健介 の問題の走塁 pic.twitter.com/FkNWRr5fHb
— REALDream (@Kte7VLGzqNKDbw1) 2021年8月4日
これですね。
一応ルールを説明すると、1塁の駆け抜け後にタッチアウトになるのは
『2塁への進塁意思が発生した瞬間から』
となっていて、
フェアゾーンに入るかどうか?
これは関係ありません。
今回はフェアゾーンに入ってはいますが、近藤選手はタッチを焦る仕草もなく、進塁意思があるとは思えませんので、セーフが正しいです。
でも、
なぜフェアゾーンに入っていったのか?
これが疑問ですね。
これは私なりの解釈ですが、動画を観ると
ベースカバーの足を避けて、近藤選手の重心がフェアゾーン側に傾いてるのがわかります。
ですので、フェアゾーンに入るのは仕方がありません。
そしてこの後Uターンをフェアゾーン側にしたのは、進塁意思のなさを明確にする為だと思います。
どうゆうことか?というと、
重心が内に傾いている状態で、ファールゾーンへ切り返すとタッチアウト=進塁意思を意識してファールゾーンへ回避行動を取ったと判断される場合があります。
これだとタッチされるとアウトです。
進塁意思がない行動は、駆け抜けから帰塁を自然に行うことです。
あの場合は重心が内側にあるので、内側からUターンして戻るのが自然な方法です。
近藤選手は野球脳が非常に高い選手ですので、これぐらいは考えた上で終始進塁意思のなさを表現しながらプレーをしていたと思います。
とはいえ、少年野球などでは保護者など野球に完全に詳しくない人が審判をやることも多いので内に入って走るのはオススメしません。
今回はプロの試合ですので、問題ない走塁だったと思います。
以上!