カワウソ太郎の野球日記

主に斜め上からたまに王道の目線から野球を語る

【選手擁護解説……】巨人 若林選手 守備妨害のプレー

 

 

みなさんこんにちは!

ちょっと今日はどうしても皆さんに見ていただきたいプレーがあります。

 

 

 

『巨人 若林選手 守備妨害のプレー』

 

 

【場面】

初回 ツーアウト 満塁

2点を先制された後、木浪選手のセカンドゴロで、守備の若林選手と走者陽川選手が接触して守備妨害になった場面

 

 

 

 

とりあえずご覧いただきましょう。

 

 

 

 

 

 

これはスーパーファインプレーです。

賞賛されるべきプレーです。

 

 

 

 

 

Twitterを見ると『若林 死ね』とか『若林 演技』とか出ていたのでどうしても弁解したくて急遽書きました。

 

 

 

 

 

動画をお借りした方のツイートでは、『たまたま当たっただけじゃないか?』となっていますが、ずばり言うと、これは演技です。

それは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

ただ野球の原則を言うと、守備と走者では

守備優先です。

守備がボールを取りに行くところに走者がぶつかったら、守備妨害です。

ですので、走者は守備とぶつかりそうになったら避ける必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

じゃあこのプレーは走者がぶつかったのではなく、若林選手がボールを取るのとは関係のないところで左腕を出しに行って、わざとぶつかってるから守備妨害じゃない!

と思います。

確かにそうですが、違うんです。

 

 

 

 

この場面では

『若林選手が走者より先に、ランナーの走るコース、すなわち走路に入った時点で勝ち』

これなんです。

※逆に先に走路に入れなかったら、内野安打で追加点です。だからこれがファインプレーなんです。

 

 

 

 

 

理由は走者は先程もお伝えしたように守備優先の原則から、守備に先に走路に入られたら止まる、もしくは大回りして避けるしかないんです。

ツーアウトなので走者が止まったりしたら、二塁に送球されてフォースアウトで終わりです。

 

 

 

 

 

 

なので、このプレーは若林選手が先に走路に入った時点で終わりなんです。

そこに対して、走者の陽川選手は止まらなかったので若林選手は守備妨害でアウトを取る路線に切り替えてぶつかっただけです。

 

 

 

 

じゃあ演技などせず正々堂々、フェアなプレーをしろ!

 

こう思うかもしれません。

 

 

 

 

しかし、仮に演技をせずに守備妨害を取るなら、走路で止まって打球を取ることですが、

これは守備 走者共に怪我の危険性があります。

完全な衝突になりますからね。

 

 

 

 

ですので、そのリスクを避けて、走りながら左腕だけ出したということでしょう。

 

 

 

 

 

状況判断、打球へのアプローチなどすべてを含めても若林選手の超ファインプレーです。

 

 

 

今日の試合の中で一番唸ったシーンです。

※ちなみに陽川選手もワンアウトなら守備妨害を避けるために止まっていると思いますね。

自分がアウトになっても点が入りますが、守備妨害だと無得点なので。

ツーアウトだから止まらずに走ったということだと思います。

 

 

 

心無い誹謗中傷をやめていただきたいので、急遽書きました。

 

 

 

 

 

 

普段とテイストは違いますが、誹謗によって選手が調子を崩すこともよくありますし、昨今芸能界も含め問題になっていますので、擁護も兼ねて書かせていただきました。

 

 

 

是非少しでもこのプレーがいいプレーだと広まればいいと思っています。

 

それでは!