カワウソ太郎の野球日記

主に斜め上からたまに王道の目線から野球を語る

中田翔 巨人移籍について 論点整理

みなさんこんにちは。

 

今日は今話題の

中田翔の巨人移籍』

 

これについて書きたいと思います。

書く理由は

『論点がぐちゃぐちゃで空中戦になってるから』

 

 

論点整理も含めて書いていきたいと思います。

 

 

 

まず、現在様々な媒体を通じて発せられている意見の論点は主に4つだと思います。

①球界のガバナンスへの悪影響

中田翔の再犯への危惧

③被害者の心情

④ファンの心情(主に日ハムと巨人ファン)

 

 

私が見ている中ではこの4つです。

この4つの中で、人によって話してる論点が違うのに、同じフィールドに上げてわーわー言ってるのでぐちゃぐちゃになっている。

という感じですね。

 

 

ですので、それぞれの論点別に

『内容』『解決責任者』

これを明確にしていきましょう。

 

 

 

 

①球界のガバナンスへの悪影響

(内容)

移籍に伴って謹慎処分が解除され、すぐ試合に出れるとなると今後もこのようなことが横行する。

そんなことは良くない!

 

(解決責任者)

NPB 12球団 選手会

 

 

 

今回の処置に関しては、現状『ルール的にOK』です。

基本的にガバナンスは、モラル等人によって判断が異なるもので行われるものではなく、ルールによって行われるものですので、

解決責任者は球界全体=NPB 12球団 選手会

 

ということになります。

ですので、この点を問題だと思う場合は球界全体に投げかけるのが正しいかと思います。

 

 

 

 

 

 

中田翔の再犯への危惧

(内容)

処分が甘く、再犯の可能性が高い

 

(解決責任者)

日本ハム→巨人

 

 

この点は日本ハムでは再犯の可能性が高く、解決できないということで、巨人に解決責任を受け持って貰ったという感じでしょう。

 

現状、巨人の発言を見ると

『無期限執行猶予』

ということだと思います。

 

 

原監督も『何かあったら私が断を下す』という発言もしていますので、自身の責任で更生させるという理解をしているのでしょう。

 

 

 

私は懲罰関連に詳しいわけではないので、

短期刑として謹慎を継続するのと、執行猶予にするのでどちらが再犯率が低いのかはわかりません。。。

 

 

 

まぁ、巨人は年俸負担もしてますので方法としては

・執行猶予(今回の巨人)

・最低年俸への減俸+今季の謹慎

 

この2つぐらいかと思います。

このあたりの『中田翔の再犯を防ぐ』

という観点であれば、巨人に投げかけるのが正解かと思います。

 

 

 

 

 

③被害者の心情

(内容)

加害者の中田が既に復帰しているのを、被害者は複雑な気分じゃないか!

 

(解決責任者)

日本ハム

 

 

 

これは所属選手のメンタルケアなので、

当然日本ハムに解決責任があります。

 

 

ここに関しては、個人的には

トレード話を持ちかけた時点で試合出場も想定していたと思うので、被害者の選手も当然話を聞いていたのではないかと思います。

 

 

これは次の『ファンの心情』にも繋がりますが、

こうなった以上は日本ハムに説明責任があるかな?とも思います。

 

 

そのあたりの説明を求める声を日本ハム球団に上げるのが良いかと思います。

 

 

 

 

④ファンの心情

(内容)

いきなり贔屓の選手がいなくなってわけがわからない。

問題を抱えた選手が入ってきて納得できない…

 

(解決責任者)

日本ハム 巨人

 

 

これは順番があると思います。

ことの発端が日本ハムですので、まず日本ハムから説明責任を果たさないと、巨人が言えないこともあると想像できます。

 

この声は当然各球団に上げていただきたいと思いますね。

 

 

 

 

 

 

以上、中田翔の移籍についてでした!