みなさんこんにちは!
今日の試合は巨人増田選手の9回の走塁が震えますねぇ!
巨人丸の意地と増田の好走塁で9回に同点!DeNAは執念のリプレー検証も実らず逃げ切り失敗・・・
«場面解説»
- 巨1-2De 9回表1アウトランナーなし坂本選手ヒット→増田選手が代走
- 次打者ウィーラー選手の打席で盗塁成功→ウィーラー選手はライトフライで2アウト2塁
- 丸選手の打席でセカンド内野安打の間に生還
ここで増田選手の凄さを語っていきたいと思います。
野球での足のスペシャリストに必要な要素は
3S(スタート/(トップ)スピード/スライディング)に例えられ、そのすべてを兼ね備えているのですが特にすごいと思うのがスライディングですね!
今回の上の動画シーンでは送球が一塁側に逸れたのを確認して、ヘッドスライディングに切り替えています。
理由は一塁側に逸れるとタッチがしにくいので、一番遠くに回り込めるスライディング方法をとる必要があります。
当然足よりも手のほうが可動域は広いので、ヘッドスライディングなのでこの状況ではヘッドスライディングが最適です!
この瞬時の状況判断能力と実行できるヘッドスライディング技術が素晴らしいですね!
※皆さんヘッドスライディングの際は突き指にお気を付けください……
仮にですが、3塁側にそれた場合はヘッドスライディングではなく身体を捻って回り込むスライディングをしていたと思います!
それができる選手です、増田選手は👏
ちなみに増田選手のスライディング技術で補足をすると、盗塁時のスライディングもすごいです!
飛ぶんですよね、スライディングの時に。
これは巨人の元祖足のスペシャリストの鈴木尚広選手も飛ぶスライディングをしていたのですが、何かのテレビで鈴木さんがその理由を語っていたのを思い出しました。
たしか「地面との摩擦が生じないのでスピードが落ちないことはもちろん、飛ぶようなスライディングをすることで守備のタッチが怖くて少し遅れる」
ということを言っていました、たしか。
これなんかはまさに守備がスライディングにちょっとグラブがあがっちゃってるんですよねー!
過去記事を見直したら、ロッテ和田選手の時にもスライディングのことについて書いていました!!
確かに守備側からするとグラブを蹴られる印象が起こり、怪我の怖さが出るんだと思います。
ライダーーキーーーックって感じでしょうね 笑😀
鈴木尚広さんが走塁コーチとして教えていたので、増田選手はそのあたりも自分のものにしたのでしょう。
ちょっと今後は増田選手のスライディングに注目して貰えればと思います。
※同じく足のスペシャリストのソフトバンク周東選手もスライディングはもちろん上手いですが、飛ぶ感じはないですね。
今日は明らかに足で取った1勝ということでどうしても凄さを伝えたかったので書きました。
テーマがマニアックですが、深いシーンなのでぜひ見ていただけたらと思います!
それでは!